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真の課題をあぶり出せた実感があるときはとても嬉しい
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真の課題をあぶり出せた実感があるときはとても嬉しい
金融領域を専門としたマーケティングチームの一員として働いています。クライアントである金融機関のマーケティングにかかわることであれば何でも仕事になりますが、私は特に、生活者と金融機関とのデジタル上の接点を増やし、そこから得られるファクトにもとづいて次の打ち手を企画していくということをやっています。
お題となる金融商品も扱うツールもその時々で違うので、金融の業務知識とデジタルマーケティングの知識と、両方を消化して企画ができるレベルにしていくのは自分にとって難しいことと感じています。クライアントの真の課題は何か、少しずつでもあぶり出せた実感があるときはとても嬉しいです。
学生の頃からずっと変わらずスポーツを観ることが好きです。サッカー、野球、テニスなどなど、わりと何でも幅広く観ますが、冬は特にフィギュアスケートに注目しています。各選手の個性、それを生かした音楽や振付、それを得点に結び付けるための戦術と、同じ競技で戦っていても持ち味が皆違うし、その上で、誰がいまの採点方式に対応してくるか、トレンドもあるので毎年観ていても飽きません。なにより、選手が自分に打ち克つ瞬間を見ると、凄く感動して、自分も頑張ろうと思えます。
本当に多くの人や経験から影響を与えられたと思いますが、特に仕事に対してと考えると、大学院の研究室と会社の上司・クライアントからの影響が大きいと思います。
研究室では、研究テーマの方針もないようなところから、自分達で0からやりなさいという感じだったので、何を課題と定義し、どう実験を進めるのか、かなり試行錯誤で苦しくて。このときに鍛えられて耐性ができてよかったなと今は思います。厳しい上司・クライアントにも鍛えていただいているという感覚があって、その時は辛いけど、いつも感謝しています。
写真=三輪憲亮
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