最新フード・フェス参加後レポ:「列長っ!」大人気フードトラック結集

内田 洋子 [記事一覧]

NewEdge PR LLC 代表(兼:ロイヤルアドバータイジング・ニューヨーク支部代表)、Teezler創設者、JinJour編集長。海外市場向けマーケター&新サービス企画・プロデューサー。 神奈川県藤沢市生まれ。15歳で留学のため単身渡米して以来、長い間現地で培ったアメリカ人の考え方やものの見方を活かし、ニューヨークで数々のマーケティングプロジェクトに携る。 2014年に日本の良いモノを海外に広めるためニューエッジPR社を設立。 現在はニューヨークで主に海外市場向けのEC・デジタル戦略やメディアプロジェクト、新サービスのプロデュース事業を展開中。(写真:ブロードウェイにて)

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Vol.5
「ニューヨーク発!マーケ最新事情」

 

 

ニューヨーカーのためのフードフェス「チョイス・ストリーツ」

 

 

月間平均約378万人がネットや紙で購読するニューヨークの大型無料週刊誌、ビレッジボイス。今回はこのビレッジボイスが主催する毎年恒例のフードフェス「チョイス・ストリーツ(Choice Streets)」のフード・トラックのイベントに参加してきました!

 

会場は、元アメリカ海軍が使用した空母の上で、現在は艦船や航空機の展示がされているイントレピッド海上航空宇宙博物

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イベントは今月5月5日、火曜の午後7時から夜11時に開催され、会場には約20台弱のニューヨークの人気フードトラックが結集。平日にもかかわらず、スーツを着た会社帰りの人や学生などでごった返し状態で皆フードトラックの食べ比べを楽しんでいました。

 

今回はフェスに来ていたトラックの中でも「列が長すぎて絶対ありつけない!」と思うくらいニューヨーカーに人気だったトラックベンダーをいくつかご紹介します。

 

 

 

 

―創作系タコス・トラック―

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■ Korilla BBQ(コリラ・バーベキュー)■

テレビ番組に出たり、数々の賞をもらうなど、ニューヨークだけでなくアメリカ全土でも有名なフードトラックのコリラ・バーベキュー。写真は韓国焼肉風に仕上げたスパイシーポークとモンテリー・ジャックチーズや甘酸っぱい大根のコールスロー、そして特製ソースをトッピングしたソフトタコス。去年はニューヨークのフードトラックで第一位としてビレッジボイスに取り上げられましたが、今回のフェスでもやはり列の長さは一番といっていいほどどこまでも限りなく続いていました!(写真:スパイシー・ポーク・タコ)

 

 

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■Domo Taco(ドウモ・タコ)■

コリラ・バーベキューと同じくアジアンスタイルの創作風タコスを売りにするフードトラック、ドウモ・タコス。味噌などの和風調味料を使ったタコスはニューヨーカーだけでなく日本人の口にもあう味に仕上がっていました。写真はスパイシーポークに味噌風味のコールスローとピコ・デ・ガヨ(トマト・玉ねぎ・唐辛子の薬味)やマヨネーズ風クリームソースをトッピングしたソフトタコス。野菜も多めで見た目も色鮮やかなタコスは会場に来ていたニューヨーカーの興味をそそり、長蛇の列で賑わっていました。(写真:ドウモ・タコスのオリジナルタコス)

 

 

 

 

 

―グリルドチーズ系トラック―

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■Gorilla Cheese NYC (ゴリラ・チーズ・ニューヨークシティ)

ニューヨークの大人気フードトラックといえばグリルドチーズ専門のトラック、ゴリラ・チーズ。トロリと溶けたシャープチェダーチーズがたまんないとニューヨーカーの間では評判のベンダーでは、やはりフェスでも長蛇の列でやっとありつけたのはフェスの終わりごろでした。(写真:グリルドチーズサンドイッチ)

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■Snow Day(スノーデイ)■

アメリカ人は皆大好きなグリルドチーズ。定番のグリルドチーズを売っているゴリラチーズとは打って変わって、スノーデイでは100%ニューヨーク産のメープルシロップをかけたグリルドチーズが楽しめると評判に。写真はシャープチェダーとサワードウ・ブレッドのグリルドチーズ。メープルシロップの甘さとチーズのしょっぱさがうまくマッチした、甘塩っぱい味わいが楽しめるグリルドチーズです。(写真:メープル・グリルドチーズ)

 

 

―その他―

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■ブルックリン発フレッシュ・ジンジャーエール

生ショウガ100%を使った鮮度抜群のジンジャーエールは甘すぎず、ショウガの味わいがしっかり残りつつもいろんなティーフレーバーと楽しめる一味変わったジンジャーエールが楽しめます。フェスの参加者にも大好評で、帰り際には皆ブースへ殺到しサンプルをたくさん持って帰っていました。(写真:オリジナル&ジャスミンティー:日本でも売っているそうなので、是非お試しあれ!)

 

 

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■Pizza Luca(ピッツァ・ルカ)のピザ釜トラック■

できたてのピザを楽しむために、ピザがその場で焼ける釜付きのトラックを発見。トラックのメインディッシュのピッツァ・ナポレターナは生地からすべて手作りのこだわりの薄焼きピザ。ピザ系トラックが多く集まったフェスの中でも、クオリティーが高いという声で評判のトラックベンダーでした。

 

 

 

―会場の反応―
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(写真:チョイス・ストリーツのウェブサイトより)

 

 

来るべきはずだったフードトラックが来ていなかったり、列の長さにいらだつ参加者がいた一方、いろんなフードトラックの食べ比べを友達と楽しんでいる人も沢山いるようでした。

それにしても来るはずのフードトラックが来ないなんて、まさしくアメリカらしい展開ですが、これもイベントの醍醐味のうちの一つとして楽しんできました!

 

さて、次回は最新デジタルマーケティング事情についてお届けします。

乞う期待!

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