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これから生まれるであろう各人のドラマを想像
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これから生まれるであろう各人のドラマを想像
弊社は、いままで勤務してきた会社とは異なりフラットな組織で、またマーケは社長直轄部隊のため、新人の私も会議で常に意見を求められます。その発言も、常にファクトベースでロジカルでなければいけません。以前の会社では、基本報告メイン。上司に「No」と発言することはまずありませんでした。まして社長になんて…。
ところが弊社では、報告だけでは「だから、何?」と言われるのがオチ。ファクトに基づいて、自分なりの解釈に基づいた意見が求められます。はじめは、あまりの社風の違いに戸惑いましたが、グロービスやその他のデータ分析の講習などを受けさせてもらい、少しづつ企画が通るようになってきて、それがおもしろくなってきました。最近では、難解で嫌いだった統計学に基づいたデータ分析や多変量解析などの勉強も楽しくなってきました。
「アメリカ不動産市場」です。
弊社はロサンゼルスに子会社があり、現地では、リモデル、高級邸宅開発事業を行っています。先日出張に行った際、弊社で売り出したリモデル物件のオープンハウスに立ち会いました。シャンパンや軽食を用意してパーティーさながらのオープンハウスには、週末の4時間程度の時間にも関わらず、50組もの来場があり、アメリカ不動産の勢いを感じました。日本にある弊社が、アメリカ不動産投資市場に進出できた理由には、アメリカ不動産の活況もありますが、「投資のためのインフラ」が整っている点が大きいと思います。
情報の非対称性が問題の日本の不動産市場に比べ、アメリカはパブリックデータがディスクロジャーされており、一般の人でも容易に物件の詳細情報にアクセスすることができ、投資しやすい環境と思います。
「口紅は、落ちる過程にこそ、ドラマがある by ココ・シャネル」
シャネルコスメを象徴する真紅のリップ。誰もが赤の美しさ、そのブランドに目を向けがちだが、ココシャネルは「紅が落ちる過程」も想像しながら商品を世に送り出した。
私も今まさにブランディング担当として携わっている「オフィスリニューアルプロジェクト」では、これから生まれるであろう各人のドラマを想像しながら新しいオフィスのデザイン設計を行っています。
写真=三輪憲亮
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