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「なぜ?」を多面的に考えて行動する
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「なぜ?」を多面的に考えて行動する
会計事務所をはじめ、士業事務所の先生方への経営コンサルティングを通じて、その顧問先である日本の中小企業経営者のビジネスの成功をご支援することが私たちのミッションです。
具体的には現在、士業と企業をつなげるドットコネクターとして、業界最大級のWebプラットフォームの運営とそのデジタルマーケティングを担当しています。
面白さとしては、SEO対策を含んだコンテンツの企画戦略、スケジュール管理を一貫して行うことで、メルマガ配信や各種広告等施策のPDCAをかなりのスピード感をもって回せることができ、すぐに反応が数字で見えること、そんなデジタルマーケティングにとてもやりがいを感じます。デジタル領域は、急速に変化していて、どんどん新しいテクノロジーやトレンドが現れるので、常に新鮮さを感じながら、学び続けられることを純粋に楽しんでいます。
難しさとしては、やはり、士業の先生方のペルソナやニーズ、カスタマージャーニーを考える際、私自身が士業の先生ではないので、苦戦をすることもあります。ただ、弊社は今年で創業30年を迎え、士業業界に関するデータはかなり蓄積されていますので、データ分析や社内に蓄積されたノウハウ、お客様の声などから見えてくることが多いです。
HR(ヒューマン・リソース)関連です。
人手不足や働き方改革など、大きく取り上げられていますが、士業事務所も同様で、採用ができない、人が育たないという課題をもつ先生が多いです。
そんな先生方に役立つ情報を、より多く発信していきたいと思います。
“Be careful, You will lose your independence completely.”
(気をつけてね、完全に自立性を失ってしまうよ)
私のとても尊敬する人からいただいた言葉です。
昔から、「これだ!」と自分で決めたり、何かに強く熱望したことがあまりなく、両親がいろいろと決めてくれたり、友人たちの意見や周りに合わせる形で最終意思決定をしてきました。自分で考えず、周りと自分に都合の良いような、そんな生き方です。
そんな私が、あるときいただいたこの言葉をきっかけに、自身の自立性を持って自分のアイデンティティを高めるようになりました。そういう意味で私に大きく影響を与えてくれたのは、協調性や伝統、常識に重きをおく日本的思考より、個に重きを置く欧米的思考で、そのスタイルや文化にとても刺激を受けるようになりました。「彼らとディスカッションをしたい!」と思い、英語やフランス語を勉強するモチベーションにもなりました。
仕事においても、「今までそうだったから」「みんながそう言っているから」ではなく「なぜ?」を多面的に考えて行動するようにしています。そうすることで無駄や非効率的なことを改善できて生産性が上がるので、結果に直結することに専念できています。
写真=三輪憲亮
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