「どこまでも露出していく女の子たち…」 ヘソ見せ、ブラ見せの次は…!
Vol.3
「はじめに『願望』ありき。マーケティングはあとづけ」
「どこまでも露出していく女の子たち…」
ヘソ見せ、ブラ見せの次は…!
僕が編集長をしております雑誌「東京グラフィティ」では、
いろんな街にいるいろんな人たちを10年近く撮影してます。
原宿のオシャレさんから、巣鴨のおじいいちゃんまで、
東京はいろんな人がいて楽しいところであります。
そんな中、「セクシーギャル」というジャンルの女の子たちも、
不定期で撮影してます。ヘソ見せ、ブラ見せは、
来ました!
パン見せです。
どう見せるって、
下からではないです。
前の上、おへその下でございます。
ショートパンツなどを、思いっきりピップハングにずり下げて、
素敵なお色のヒモパンらしきご神体を、スバッとご拝謁させちゃうのです。
以前、編集部の会議で、パンチラはどのくらいうれしいか、という議題になりました。
(なぜその議題にという事はおいといて)
街でカワイイ子のミニスカートが、風であおられ、
その場に居合わせた自分が、もろにパンチラを見れたら…。
みなさんにとって、それはいくらお金を拾うよりも価値がありますか?
弊社男子の真剣な会議の結果、
それは500円を拾うより当然嬉しく、1000円も余裕でオーバー。
3000円拾うよりも嬉しい!
という結論になりました。
んー、なんかこの結論に満足満足。なぜか安心。
そんな達成感の空気の中、
女子社員は、やはり呆れ顔でありました。
やっぱり女子にはわからないんですね。
パンチラに遭遇したときの、
この嬉しさ、このラッキーさ、この人生の甘美な瞬間、
生きている事への純粋な感謝…。
この喜びを知らずして、何が楽しいのでしょうか?
それで生きていると言えるんでしょうか?
僕はこのことを思うと、
「あ〜男に生まれてよかったぁ〜」と、体の芯から感じるのです。
しかし、若手の草食男子は、そんな嬉しくないみたいです。
試しにその会議で女子に聞いてみました。
男子の短パンのすき間から、パンチラが見えたら、あるいは上からギャランドゥがチラッと見えたら(ギャラチラ)、
いくら拾うぐらい嬉しい? と。
答えは、はい、知ってましたが、やはり0円でした…。
はぁ~、なんて無味乾燥な人生なんでしょう。
…すみません。いい加減不快です、と女性から怒られそうです。
ごめんなさい。
でも、本当は、生まれ変わるなら僕は「女」に生まれたいんです。
女に生まれて、どうしてもしたい事があるんです。
それは、週末のクラブ。あるいは昔のディスコ。
女に生まれ変わった私は、
思いっきりセクシーなミニスカートをはいて、
ライトを浴びながら、バキバキに踊ります。
当然チャラチャラした男がナンパに来ます。
無視して踊っていても、次から次へと…。
そこでつぶやきます。
「もうナンパうざい。踊りに来てるだけなのに」
…あ~、言ってみたい!!! ものすごく言ってみたい。
もちろんそう言いながらも、エロエロにちょっと挑発的に踊っちゃったりするんです。
叶わぬ夢はそのぐらいにして、
いったいこんなしょーもない話とマーケティングと何が関係あるのか?
えーと、それは…
男子はますます草食化、というか粗食、へたすりゃ断食化していく、ということ。
そうなると、女子も種族保存の本能フル発揮で、
ますます肉食化、超肉食猛獣化していく、ということです。
しかし、超草食の粗食化した男子は、ちょっとやそっとじゃピクンとも反応しません。
もはや「上からパン見せ」どころじゃ、焼け石に水、
お釈迦様を誘惑するより難しいレベルになっています。
しょうがないです。
そろそろ、あの辺も出してくるでしょう。
パリコレあたりでは10年以上前からやってるアレです。
そう、シースルーです!
数少ない肉食男子のみなさん(筆者含む)、お待たせしました。
もうすぐ、街角にシースルーが溢れてきます。
いや、あそこまでは来ない、って?
いや、来る。きっと来る~!
というか来い! 来て。 来てください。
東京グラフィティ編集部は、必ずや取材します!
もし、自分が交通事故か何かで急死したとして、
その翌年の夏から、街でシースルーが大ブレーク! なんて事になったら、
絶対成仏できません。僕の人生は何だったんだぁ、と死んでも死にきれません。
なので、いい加減そろそろ、おっぱい丸見えシースルーが街に出てくるはず。
はじめに願望ありき、なんです。
「求めよさらば与えられん、叩けよさらば開かれん」
…低俗な文章に引用してしまい申し訳ございません。
上からパン見せでもダメなら、下からオムツ見せだぁ~。…毎度すみません。