「どこまでも露出していく女の子たち…」 ヘソ見せ、ブラ見せの次は…!

鈴木 俊二 [記事一覧]

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47歳 東京都在住 株式会社グラフティ代表取締役 雑誌『Tokyo graffiti』編集長 福島県生まれ 大学より上京 早稲田大学法学部卒業。 ファッションビルの運営会社のサラリーマン時代を経て、2004年『Tokyo graffiti』創刊より現職。 趣味はスーパー銭湯のアカスリとSF小説の読書と柴犬の散歩。妻、娘、犬と3人1匹暮らし。

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Vol.3
「はじめに『願望』ありき。マーケティングはあとづけ」

「どこまでも露出していく女の子たち…」

 

ヘソ見せ、ブラ見せの次は…!
 
 

僕が編集長をしております雑誌「東京グラフィティ」では、

いろんな街にいるいろんな人たちを10年近く撮影してます。

原宿のオシャレさんから、巣鴨のおじいいちゃんまで、

東京はいろんな人がいて楽しいところであります。

 

そんな中、「セクシーギャル」というジャンルの女の子たちも、

不定期で撮影してます。ヘソ見せ、ブラ見せは、もはや当たり前ですが…。


来ました!

パン見せです。


どう見せるって、

下からではないです。

前の上、おへその下でございます。

ショートパンツなどを、思いっきりピップハングにずり下げて、

素敵なお色のヒモパンらしきご神体を、スバッとご拝謁させちゃうのです。

 

「東京グラフィティ8月号・東京人スナップ・渋谷道玄坂」
いやー、生きててよかった、おじいちゃん。
21世紀って素晴らしい。人生ってなんて美しい…。
 
 

3000円拾う、それ以上の幸せとは。
 

以前、編集部の会議で、パンチラはどのくらいうれしいか、という議題になりました。

(なぜその議題にという事はおいといて)


街でカワイイ子のミニスカートが、風であおられ、

その場に居合わせた自分が、もろにパンチラを見れたら…。


みなさんにとって、それはいくらお金を拾うよりも価値がありますか?

 

弊社男子の真剣な会議の結果、

それは500円を拾うより当然嬉しく、1000円も余裕でオーバー。

3000円拾うよりも嬉しい!

という結論になりました。

 

んー、なんかこの結論に満足満足。なぜか安心。

そんな達成感の空気の中、

女子社員は、やはり呆れ顔でありました。

 

やっぱり女子にはわからないんですね。

パンチラに遭遇したときの、

この嬉しさ、このラッキーさ、この人生の甘美な瞬間、

生きている事への純粋な感謝…。

 

この喜びを知らずして、何が楽しいのでしょうか? 

それで生きていると言えるんでしょうか?

僕はこのことを思うと、

「あ〜男に生まれてよかったぁ〜」と、体の芯から感じるのです。


しかし、若手の草食男子は、そんな嬉しくないみたいです。


 
女に生まれかわって、これだけは言いたい!
 
 

試しにその会議で女子に聞いてみました。

男子の短パンのすき間から、パンチラが見えたら、あるいは上からギャランドゥがチラッと見えたら(ギャラチラ)、

いくら拾うぐらい嬉しい? と。

答えは、はい、知ってましたが、やはり0円でした…。

 

はぁ~、なんて無味乾燥な人生なんでしょう。

 

…すみません。いい加減不快です、と女性から怒られそうです。

ごめんなさい。

 

でも、本当は、生まれ変わるなら僕は「女」に生まれたいんです。

女に生まれて、どうしてもしたい事があるんです。

 

それは、週末のクラブ。あるいは昔のディスコ。

女に生まれ変わった私は、

思いっきりセクシーなミニスカートをはいて、

ライトを浴びながら、バキバキに踊ります。

当然チャラチャラした男がナンパに来ます。

無視して踊っていても、次から次へと…。

 

そこでつぶやきます。

 

「もうナンパうざい。踊りに来てるだけなのに」

…あ~、言ってみたい!!! ものすごく言ってみたい。


もちろんそう言いながらも、エロエロにちょっと挑発的に踊っちゃったりするんです。

 

 

お釈迦様を誘惑…
 

叶わぬ夢はそのぐらいにして、

いったいこんなしょーもない話とマーケティングと何が関係あるのか?

 

えーと、それは…

男子はますます草食化、というか粗食、へたすりゃ断食化していく、ということ。

そうなると、女子も種族保存の本能フル発揮で、

ますます肉食化、超肉食猛獣化していく、ということです。


しかし、超草食の粗食化した男子は、ちょっとやそっとじゃピクンとも反応しません。

もはや「上からパン見せ」どころじゃ、焼け石に水、

お釈迦様を誘惑するより難しいレベルになっています。


しょうがないです。

そろそろ、あの辺も出してくるでしょう。

パリコレあたりでは10年以上前からやってるアレです。

そう、シースルーです!

 

数少ない肉食男子のみなさん(筆者含む)、お待たせしました。

 

もうすぐ、街角にシースルーが溢れてきます。

いや、あそこまでは来ない、って?

いや、来る。きっと来る~!

というか来い! 来て。 来てください。

東京グラフィティ編集部は、必ずや取材します!

 

もし、自分が交通事故か何かで急死したとして、

その翌年の夏から、街でシースルーが大ブレーク! なんて事になったら、

絶対成仏できません。僕の人生は何だったんだぁ、と死んでも死にきれません。

 

なので、いい加減そろそろ、おっぱい丸見えシースルーが街に出てくるはず。

はじめに願望ありき、なんです。

 

「求めよさらば与えられん、叩けよさらば開かれん」

 

 

 

…低俗な文章に引用してしまい申し訳ございません。

 
 
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上からパン見せでもダメなら、下からオムツ見せだぁ~。…毎度すみません。

 

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