NZ発。世界で一番面白い警察官募集動画をリリースして話題のニュージーランド警察

ヒューレット秦泉寺 明佳 [記事一覧]

愛媛県出身。大学卒業後、広島〜東京〜アメリカと移り住んだフリーランスライター。 通訳、英会話講師など英語スキルを生かした活動も行っています。趣味は料理、ホームパーティー、水泳、ハイキング。各国のユニークな広告やTVコマーシャルのウォッチで一日を費やしてしまうことも。

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【SUMMARY】

 

・世界で一番安全な国を目指すニュージーランド警察が新しい警察官を募集
・警察犬から警察音楽隊まで実際の警察官が募集広告に登場
・様々なエスニシティの若者の多様な志向にアピール

 

 

【STORY】

 

「FREEZE!/動くな!」

 

この言葉を聞くと、警察官が悪党を追い詰めたシーンを思い浮かべる方が多いと思います。

 

実際は日常生活でこんな言葉を聞く機会に遭遇することは無いこと=安全であることが一番です。

 

そして、こうした日々の暮らしの安全を支えてくれている大切な職業の一つに警察官があります。

時と場合によっては、危険にさらされることもある警察官ですが、志を持って職務に臨んでくれる新たな人材を常に確保することは、地域の安全を守っていくためにも重要です。

 

 

そこでニュージーランド警察では今回、このような警察官募集広告動画を製作し、その面白さからあっという間にニュージーランド国内外で広く話題になっています。

 

 

" Freeze! NZ Police’s most entertaining recruitment video, yet! "

 

 

 

動画に登場しているのは、実際にニュージーランド警察で職務に当たっている70人を超える警察官(や警察犬・警察猫)。

 

他にも警察長官のMike Bush氏や、ソーシャルメディアスターでニュージーランドの先住民族マオリであるWilliam Waiirua氏(横断歩道でダンスをする人)やラグビー女子ニュージーランド代表のVlack Ferns/ブラックファーンズのFiao’o Fa’amausili選手、昨年職務中のランニングマンダンスムーブで一躍有名になったSouth Auckland警察の巡査部長Sonny Iosefo氏なども登場しています。

 

 

今回の警察官募集広告のターゲットは18歳から24歳の若者たち。

 

多様なバックグラウンドと個性を持った幅広いニュージーランドの若者の興味関心をつかむために、一人の語り手ではなく多様なリアル警察官と若者と親和性の高い著名人を起用し、このようにスピード感にあふれ、なおかつ随所にユーモラスな要素をちりばめた内容となったのです。

 

 

11月25日にニュージーランド警察のリクルートページに投稿された動画は、既に視聴500万回、6万7000シェアを達成し、1万1千を超えるコメントを集めています(米時間2017年11月30日時点)。

 

 

世界一安全な国を目指して、今後3年間を新規警察官積極採用と育成の期間としているニュージーランド警察。今回の動画リリースに合わせて、ニュージーランド各地で採用イベントも展開しています。

 

 

※New Zealand Police Official Recruitment Facebook Page
https://www.facebook.com/NZPoliceRecruitment/

 

 

※ニュースソース

※USA TODAY
https://www.usatoday.com/story/news/2017/11/28/new-zealand-police-win-internet-new-recruitment-video/901057001/
※SBS
https://www.sbs.com.au/news/article/2017/11/27/new-zealand-police-release-worlds-most-entertaining-police-recruitment-video

※Campaign Brief Asia
http://www.campaignbriefasia.com/2017/11/new-zealand-police-launches-mo-1.html

※New Zealand Herald
http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=11948309

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