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「人の気づきや感覚」を起点に考え続ける
仕事面で気になっているのは、アドテクの進化です。マーケティングに関わっていると分析システムや接客システムなど様々なMAツール、AIツールが登場していますが、オートメーション化がどこまで実現できるのかは気にしています。便利な一方、実行する前段階での仮設やシナリオが最も重要だと思うので効率化・仕組み化はうまく取り入れながら「人の気づきや感覚」を起点に考え続けることを心がけています。
プライベートでは、断食(ファスティング)が人に与える効果が気になっています。お仕事のきっかけで断食を勉強しているのですが、知れば知るほど健康面でも美容でも効果があって、食べないと仕事の効率や集中力も上がるので、ファスティングとは上手く付き合って、いつまでも若い心と体を手に入れたいと思っています(笑)
営業マン時代に教わった、「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」というリクルート創業者の言葉。この言葉によって、考え方と自分で行動を起こすことの大切さを知りました。
もう一つは、マーケッター1年目に教わった、「穴は深く掘れ。直径は自ずから広がる」という当時の社長にいつも言われていた言葉。この言葉によってダイレクトマーケやCRMのプロフェッショナルになろうと決意しました。
成果を出し続けることの難しさと、実現できたときの達成感。
コンサルティングという言葉を使うと、成果を出して当たり前と思われるのですが残念ながら、昔経験した成功パターンが今は通用しないなんてことが当たり前にあり、全てが成功・全てが大ヒットという訳ではありません。ただ、テストマーケして地道にやり続けることと、失敗からも学ぶことが重要なので、クライアントより深く悩み、執念深くやるしかないと思っています。だからこそ、実現できた時の喜びや達成感に繋がるのだと思います。
写真=三輪憲亮
大学卒業後、㈱リクルート入社。求人広告の営業・制作を3年間経験し、その後、通販会社様向けのマーケティング支援や事業コンサルを行う会社にてマーケティング部門の責任者として5年間従事しました。ダイレクトマーケティングの面白さにハマり、売れる企画・売れる広告・売れる商品を追及する日々でしたが、今はCRMの領域(集客よりも顧客との関係構築によってエンゲージメントを高める)のコンサル業務に力を入れています。2015年より㈱BBDO J WEST入社。新規事業開発の部署、ビジネスデザイン室を発足し、女性CRMチームで奮闘中です。
※ 会社、役職、年齢など、記事内容は全て取材時のものです
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