2016年最新!知っておきたいSEO事情トップ5

内田 洋子

内田 洋子 [記事一覧]

NewEdge PR LLC 代表(兼:ロイヤルアドバータイジング・ニューヨーク支部代表)、Teezler創設者、JinJour編集長。海外市場向けマーケター&新サービス企画・プロデューサー。 神奈川県藤沢市生まれ。15歳で留学のため単身渡米して以来、長い間現地で培ったアメリカ人の考え方やものの見方を活かし、ニューヨークで数々のマーケティングプロジェクトに携る。 2014年に日本の良いモノを海外に広めるためニューエッジPR社を設立。 現在はニューヨークで主に海外市場向けのEC・デジタル戦略やメディアプロジェクト、新サービスのプロデュース事業を展開中。(写真:ブロードウェイにて)


Vol.12
「ニューヨーク発!マーケ最新事情」

 

つい最近アメリカのルイジアナ州、ニューオーリンズで4月25日から4日間開催されたテクノロジーの祭典、コリジョン・カンファレンス(Collision Conference)に参加してきました。

 

4日間の参加登録者数総勢10,000人以上を集めた今年のコリジョン・カンファレンスには世界中からスタートアップやテック企業が参加。このカンファレンスでは全米はじめ世界中から最新のテクノロジーのデモを行ったり、アイディアの交換やネットワークを構築するためなどの様々なイベントが行われ、スタートアップのためのワークショップやピッチイベント、その他マーケティングや経営等に関するセミナーが行われました。そこで当コラムでは何回かに渡り、このイベントで参加したセッションで学んだ事を共有していこうと思います。

 

 

 

 

今回は数多くのセッションのなかでも、多くの参加者の注目を集めたSEO最新事情に関するセッションについてまとめました。

SEOやインバウンドマーケティングのツールやサービスを提供することで有名なモズ(MOZ)。このMOZの創設者、ランド・フィシキン氏が直接教えた最新SEO攻略に関するセッションには、ランチの時間にも関わらず多くの人が参加。以下、2016年今絶対に知っておきたいアメリカ最新SEO情報トップ5としてお届けします。
オーガニック訪問者数を向上したいウェブ担当者の方、必見です。

 

1.“Be mobile first, mimic the desktop.”

和訳:「モバイルファースト、デスクトップを真似せよ」

もはやウェブサイトはモバイルを軸に置いたデザインから始める事が当たり前になる時代となりましたが、SEOではモバイル対応がされているかどうかが非常に重要なポイントとなります。昔の投稿でも取り上げた「モバイルゲドン」は今やSEO界では常識となり、モバイルは「新しいデスクトップ」という考え方が出来ているかどうかが2016年は勝ち負けのポイントとなります。

 

2.“Be the answer that Google is looking for.”

和訳:「Googleの問いに対して答えよ」

Googleの検索の中でも多いのが質問。
「○○する方法」や「○○の仕方」など、Googleを使って情報を検索する人の多くはこのような質問に対する答えやアドバイスを探しています。その問いに関して答えを出しているブログやコンテンツ等や、ユーザーの問いに対して一番関連性の高い情報を出しているウェブサイトはGoogleに非常に好まれ、優先的に表示がされます。ユーザーフレンドリーなコンテンツやウェブサイトは最終的に、SEO的に有利な立場になるというロジックがここで分かります。

 

3.“Google got picky with what links not just backlinks”

和訳:「Googleはバックリンクの質も求める」

今まで、バックリンク(他のウェブページから自社のサイトリンクを張られる事)は他のサイトから自社サイトへ訪問者を誘導させるほか、自社のサイトのコンテンツを他のサイトから評価されている事のようにとらえられていたため、GoogleのSEOのアルゴリズムの一部である事が知られています。ただ、バックリンクをただ単に増やすウェブサイトも多くなったため、単にバックリンクをするようではGoogleには認められなくなったという事を指摘しています。どのようなサイトからどのようなリンクを張られていて、どのような質のトラフィックがウェブサイトに訪れているか…。そこまで細かくチェックするようになってきています

(写真:コリジョン・カンファレンスにて。スライドは人工知能の一つ、マシン・ラーニング(機会学習)とユーザーエンゲージメントが今後はSEOのアルゴリズムの構造となるという事を提示。)

写真:コリジョン・カンファレンスにて。スライドは人工知能の一つ、マシン・ラーニング(機会学習)とユーザーエンゲージメントが今後はSEOのアルゴリズムの構造となるという事を提示。

 

4.“Content + intent matching is the key”

和訳:「コンテンツとユーザーの意図のマッチングがカギ」

最近特にアメリカのオンラインマーケティング界では加速中のコンテンツマーケティング。ただ単にコンテンツを作るだけではもう遅い事をここでは指摘しています。コンテンツで提供する情報とユーザーの意図(ユーザーが何をしたいか、何を目的としているか)がちゃんとマッチしているかどうかが、2016年のSEOで成功をするカギとなると提示しています。ただ単にコンテンツを作るのではなく、ユーザー目線でどのようなカスタマージャーニー(ユーザーの意思決定までの一連の段階)をしっかりと把握したうえでコンテンツを作るという技術が求められることとなります。

5.“Bad pages will decrease the rank”

和訳:「良くないページはランクを低くさせる」

このポイントではユーザーにとって全く価値のない、もしくは逆に不快となるページはSEO的に不理な立場になっていく事を指摘。ユーザーにとって意味のないサイトやページは今後増々SEO的に不理になっていくほか今まであったランクを引き下げる事になってしまうため、今後はよりユーザー視点で見たときに価値あるウェブかどうかがポイントとなってくるでしょう。

まとめ

2016年を境に今後は増々、SEOはサーチ・エンジン・オプティマイゼーション(Search Engine Optimization)ではなく、ユーザーとしての快適さや便利さを追求したサーチ・エクスペリエンス・オプティマイゼーション(Search Experience Optimization)に切り替わってくると思われます。

ウェブサイトで発信している情報はユーザーや訪問者にとって有益で価値のある情報かどうか、またユーザーはウェブ上で快適に探したいものを簡単に探せているか等、ユーザーとしてのウェブ上でのエクスペリエンスが今後はウェブサイト成功のカギとなっていきます。

いかがでしたでしょうか?少しでも皆様の参考になれば嬉しいです。

さて次回は同カンファレンスで参加した最新、拡張現実(AR)とバーチャルリアリティー(VR)事情についてお届します。

こうご期待!

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