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自分が消費者・生活者として面白いと思うか
私個人としても大好きなのですが、マーケティングツールとしての「インスタグラム」に注目しています。現代の20~30代の女性が求めている情報伝達のあり方と、とてもマッチしているのがインスタグラムだなと感じます。目で見てわかりやすく、おしゃれでかわいい。次世代のファッションリーダーや子どもタレントなど、これからはインスタグラムをきっかけに有名になる人がたくさん誕生するのではないかと思っています。
トレンダーズでも、衣・食・住の3つの分野に特化したインスタグラマーをネットワーク化し、ライフ・インスタグラマー・ネットワーク(通称:LIN)をつくりました。インスタグラマーの方々と一緒に新たなトレンドを生み出すことは刺激的で、とても楽しいです。
埼玉の高校を卒業した後、行ったこともない、知り合いもいない地である大分の別府の大学に入学しました。在学期間中には、海外の災害地域で学校を創るプロジェクトに携わりました。
それをきっかけに、「インドにフリースクールを建設する」というサンクチュアリ出版の高橋歩さんのプロジェクトにも参加させていただきました。このプロジェクトを通して、未経験でもアグレッシブにトライすれば、それが自分の成長にダイレクトにつながるということ、そして物事は気持ち次第でマイナスにもプラスにも働くのだということを実感しました。
また、地元の方と一緒にお祭りの運営をしたり、夜な夜な人生相談をさせてもらったり、観光協会でアルバイトをしたことも、今の私の生き方に大きく影響を与えました。イベントや広告、プロモーションを通して人々に情報を広めるということがとても面白いと興味を持ち、トレンダーズに入社することを決めました。
このように大学生の時に、未知の環境で様々な年代、様々な職種の人々と共に過ごすことで、自分の可能性が大きく開けたような思いがしました。
トレンダーズのマーケティングプランナーは、クライアント様のマーケティングPRを一から一緒に考えます。トレンダーズには手法や媒体の制限がないので、新しい施策にチャレンジしたり、新しい会社とタッグを組んだり、自分次第でできることの可能性は大きく広がります。想いを形にする意欲さえあれば、それをサポートしてくれる仲間を社内外に作れる、そんな環境です。全てが自分次第なので、それ故に難しいと感じる日もありますが(笑)。
入社3年目の頃、仕事がなかなか上手くいかない暗黒の時期がありました。今思うと、クライアントばかりを見て仕事をしてしまっていたのだと思います。そんな時、外部のラボに通い、プランニングについて一から考え直すきっかけがありました。私たちはクライアントだけを見るのではなく、その先の消費者・生活者の方にとって一番良いプランを考えなければなりません。純粋に、自分が消費者・生活者として面白いと思うか、ワクワクするか、その視点をもってプランニングすることが大事なのだと再認識することで、仕事をまた軌道に乗せることができました。
写真=三輪憲亮
1987年埼玉生まれ。大学卒業後、2010年にトレンダーズ株式会社に入社。以来、5年にわたり大手食品メーカー、化粧品メーカーを中心にマスメディアとソーシャルメディアを掛け合わせたPRプランニングを数多く手がける。リアルな女性インサイト分析に基づいた“オンナゴコロを掴む”プランニングを得意とする。マーケティングPRDiv.プランニング局 マネージャー。
ファインドスター広告ニュースにて「オンナゴコロをつかむ4つの“ハブ”~
※ 会社、役職、年齢など、記事内容は全て取材時のものです
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