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この業界ならではの画期的な試み
ずばり、麻雀です。
「できるの!?」とよく驚かれますが、昨年6月頃から始めて、今では友人と雀荘に通うまでになりました。サイバーエージェントの藤田社長が麻雀最強位に就かれたことで、業界内でブームが来つつある気がしています。
女性からすると麻雀はあまり良いイメージがないかもしれませんが、想像以上に“娯楽”ではなく、“闘い”です(笑)。場の流れや運、ツキなど、日常生活ではあまり意識しないものを積極的に見るようになるのがおもしろいです。
実は、2015年の抱負も麻雀用語の「自摸(ツモ)」にしました(笑)。良いご縁や幸運をツモれるように、自分自身がアクティブに活動していきたいです。麻雀をする女性がもっと増えたらいいなと思います。
「文字」です。
最近になって気がついたのですが、昔から書くことが好き…とまではいかなくとも、苦ではありませんでした。母が教師だったこともあり、小学生の読書感想文はいつも3、4回書き直しをさせられていたんです(笑)。原稿用紙に書いた文章をハサミで切って並べ替えて…。「この台詞はもっと前にもってこよう」などと文章の構成を考えさせられているうちに、文章表現の可能性に魅力を感じていきました。結果的に今、文字を扱う仕事に就いているので不思議なものですね。
雑誌編集という仕事には、際限がありません。記事の質はどこまでも追求することができますが、最後には自分自身で終着点を決めなければならないのが毎号の悩みどころです。毎号、泣く泣く締め切りにピリオドを打っています(涙)。
ゼロからモノを生み出す雑誌作りという仕事に多くの刺激や充実感を得られているのはもちろん、出版社でない一企業が業界誌を作るという点にもおもしろさを感じています。しかも、本来であれば競合同士ともいえる企業様が同じ雑誌に出てくださっているのは、この業界ならではの画期的な試みだと自負しています。
雑誌発行の目的にも掲げているのですが、今後、『グラスタ』をきっかけに業界全体が盛り上がり、『グラスタ』が各社様のブランディングやPRの場となっていければ嬉しいです。そういった目的から販売などはせず、利益を追求する媒体にはしていません。なかなか数字での効果は出せませんが、だからこそ、一人ひとりからいただく感想などはとても貴重で嬉しく、励みになっています。
写真=三輪憲亮
※ 会社、役職、年齢など、記事内容は全て取材時のものです
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