ヒットの予感!Instagramで加速する“マルセロ・バーロン“に注目!
Vol.12
「創造する商人」
『マルセロ・バーロン』。 あなたはその名前を聞いたことが有りますか?
デザイナーのマルセロ・バーロンは、アルゼンチン出身。 セントマーティンを卒業後、イタリアに戻ったばかりの当時新人であったRiccardo Tisci(現GIVENCHYクリエイティブ・ディレクター)のPRを担当し、彼と共にファッション業界へ足を踏み入れ、そのキャリアをスタートさせました。
その後ミラノを拠点に、イベントプロデューサー、プロモーター・DJとして多くのブランドのPRを担当。 関わったブランドはビッグメゾンを筆頭にカジュアルからスポーツまで多岐にわたり、そればかりか、映画プロデューサー、DJ、雑誌編集長、クリエイティブ・ディレクター、哲学者など多彩な肩書きを持ち、さまざまな業界で幅広く知られた存在になっています。
それにしても、なぜトントン拍子で有名になったのかが気になりますよね! ここまであらゆるジャンルに顔が広いのと、彼の宣伝手法、特に「Instagram」の活用について注目です。 ファッション・マーケティングの新たな手段として注目される「Instagram」ですが、マルセロ・バーロンを有名にしたのも「Instagram」によるマーケティング戦術があったからだと思います。これを販促に使用する事で、幅広いジャンルの著名人に影響を与え、興味を持たせた事に成功したと言っても過言ではないでしょう。
マーケティングにおける「Instagram」活用のポイントとは何なのか?考えてみました。
Instagram戦略とは?
1)投稿写真は、伝えたい情報を"編集して魅せる"
最も重要なのは、"写真のクオリティ"です。 プロカメラマン顔負けの写真撮影のセンスがあれば文句なし。
2)英語の"#ハッシュタグ"を複数投稿し、検索ユーザーに対応
SNS運用における拡散施策として、ハッシュタグはもはや不可欠な要素。 汎用的な英語のキーワードをハッシュタグとして多用することで、そのキーワードをきっかけに辿り着いた新規ユーザーを獲得することができます。
3)"友だち"のように近い距離感で交流する
FacebookやBlogに比べ、よりプライベートで閉鎖的なコミュニティといえるのが「Instagram」。 親近感や共感を与える写真やメッセージ、1日の投稿頻度にも関連します。
友人や知人のタイムラインを見ているかのような感覚に陥る距離感を出すことで、ファンとの交流度を深めることができます。 その距離感の見せ方は、憧れ感と親近感のバランスが重要です。
コメントに対する回答も基本的には真摯に行っていることが多く、しかしその徹底した運用のためには人員体制の整備も課題となるでしょう。
国内アパレルブランドのフォロワー数上位アカウントを見てみると・・・
フォロワー数1位は「MOUSSY(マウジー)」の86,045人。2位の「SLY(スライ)」が85,812人、
3位の「American Apparel(アメリカンアパレル)」76,059人。
さらに伸び率504.9%と驚異的な増加をみせたのが、梨花プロデュース「Maison de Reefur(メゾンドリーファー)」の55,665人で6位。 13位の「BEAMS(ビームス)」も、198.3%の32,858人。
ちなみに「POGGY(小木)」のフォロワーは28,700人います。
凄いですよ!比べてみて下さい!
さてさて、そんな今回の注目アイテムは、マルセロ・バーロンのコラボアイテム! 今回コラボレーションしたのは、「BACKPACK」と「IPAD CASE」。 この「BACKPACK」と「IPAD CASE」は、ブラックと総スネーク柄の2パターンで展開しています。
お値段、¥37,000なり。ぜひ店頭で見てみてください!