BROWN HORSE にて…
Vol.9
「創造する商人」
2013年2月13日 ... 、数年前神宮前で名を馳せたカレーの名店「GHEE(ギー)@神宮前」が、
「fancied(ファンシード@神宮前)」、「Cafe de MoMo(カフェドモモ)@市ヶ谷」、「Bizarres(ビザール)@銀座」を経て、
「BROWN HORSE(ブラウンホース)@神宮前」にランチタイムのみオープンしました。
GHEE(ギー) とは?
知る人ぞ知る神宮前で22年続いた伝説のカレー屋「GHEE」。
80年代後半、当時BEAMSに勤務していた私も幾度となく通い続けました。
シェフのA氏はアパレル会社を経て「GHEE」ヘと参加し、20年もの間「GHEE」でカレーを創り続け、
神宮前カルチャーに大きく影響を与えました。
当時アルバイトしていた方々が「あの味」を継承しようと続々と“のれんわけ”で出店!
まさに伝説の料理人です。
その「GHEE」で80年代に毎回食べていた、“ビーフ&バターチキン”の復活です。
この情報は“Facebook”でお友達がアップしていて、すぐに駆けつけました。
そこから毎週昼のローテーションに加わり、通っています。
そんなある日、「GHEE」の時代にも、良くお見かけしていた、イラストレーターの安西 水丸さんが、
奥のテーブルで食べていました。
安西さんといえば、私の中では“POPEYE”のイラストが最も印象に残っています。
元祖ヘタウマでした。(失礼かもしれませんが…)
そして、唯一所有している本は、百瀬さん(故人)のスノードームの本なのですが、
その挿絵が安西さん担当です。これまた良い感じに仕上がっています。
そういえば、「GHEE」の時代にもトレードマーク?のボーダーTを着て、
独りカレーを食べている安西さんをお見かけしていたな~と想ったのが、つい先日でした。
そんな事があって2ヶ月後の朝日新聞の記事で、安西さんが他界されたのを知りました。
挨拶を交わした訳でもないのですが、伝説のカレー屋さんを通じて出会えた方だけに残念です。
■今月のお買い物!
「EYTYS」
<エイティーズ>
エイティーズは、2013-14年秋冬シーズンからのデビューで、メンズ館でも同シーズンからの展開でした。
第一印象は“V〇NS”じゃん! と得意の、“ナナメ目線での解釈”。
調べてみるとデザイナーが、80年代生まれのマックスという方で、ファビアン バロンやアクネで
数多くのスニーカーを履きつぶしてきた人物。
私も数多くのスニーカーを履きつぶしてきたけど…?
もう1人にジョナサンは、金融業界でキャリアを積んでいるという、変り種のコンビです。
この2人が手掛けるスニーカーブランドがエイティーズです!
デザインはあくまでミニマルで実に洗練された“V〇NS”フェイス!
ストリートからモードまで幅広いスタイルにハマる万能なスニーカーなのです!
価格帯 キャンバス使用からレザー使用まで ¥18,900 ~ ¥27.300
さらに、2/26ローリングストーンズ初日 東京ドームにてこの3枚を購入しました。
とは言っても、同じ店舗の同僚に13時から並んでもらい、買って置いてもらったのですが…。
(ニュースの扉)モーツァルトで考えるローリング・ストーンズ 生きながらにして古典
(3月10日付朝日新聞 参照)
まさに朝日新聞の記事のように、50年間同じ事をやり続ける事で、シンプルな音となり、
クラッシック・ロックンロールを2時間堪能したのでした。