自覚なきCMOが思う<ニッポン【究極】のマーケティング部!

堂下 ナツコ

堂下 ナツコ [記事一覧]

職業:外資系中堅フードチェーンCMO。一言:マーケターになりたい、とも、マーケティングの仕事をしよう、とも思ったことがないはずなのに、気が付けば15年間、時にエージェンシーで、時に事業会社で、「マーケティング」に携わり、さまざまな企業の「マーケティング部」と関わってきました。 経歴:国内大手情報出版社 / 戦略的Webベンチャー / 外資系広告代理店 / 世界最大手ファーストフードチェーン


皆さんは、学校を卒業して最初に就職したとき「何部に行きたい」と思ったか覚えていますか?
今から15年前、ベンチャー気質で名高い大手情報出版社に就職した私は、その本社に併設されている
「ギャラリーカフェ」の企画運営部にいきたい、と言って人事マネジャーに笑われました。

私が実際に配属されたのは「フランスの出版社やクリエイターと一緒に、子ども向けのデジタルソフトを
作って、日本で販売し、なんなら海外にライセンスも売ったりして、それでセールスがたてられるようにする」
という、数か月前だかにできた新規事業のチームでした。

おそらく人事マネジャー自身どんな仕事かわかっていなかったと思われます。
それでもさすが人材開発で名をはせた会社の人事マネジャー、私の目を見ていったのです。

「一部分に集中した職人的仕事は向かないと思う。君はあたまからおしりまで全部が見れて、全部に関われるほうがいい。」

こうして最初に配属されたチームで、確かに私は見ましたし、関わりました。
コンテンツづくり、ソフト(CD-ROMでした)の開発、パッケージデザインにチラシに広告、メディアプランに店舗での
販促イベント、値付け、流通、英文も交えた契約書、問い合わせ対応にユーザー調査…。
あたまからおしりまで、全部。

これが私の「自覚なきマーケティング人生」の始まりでした。
「マーケティングがしたい」ではなく、「マーケティング部にいきたい」でもなく、
「あたまからおしりまで全部見たい」と思っただけなのです。
やってみたら、各業務のスペシャリストと一緒に仕事するのが楽しかったり、お客様にほめられたり、
作ったものが世の中に出るのが嬉しかっただけなのです。

—それから15年たった今、良くも悪くも「あたまからおしりまで」マインドは変わらないまま、
私はとある企業の「CMO」になりました。
たったひとつ、【100%お客様に愛されるマーケティングをすればうまくいく】という思いだけを持って。

ところが、、、そう簡単には進みません。
日々まきおこる上司や、本国のヘッドクォーターや、株主や、他部署との論争!?
「マーケティング部」の面々が引き起こす騒動と失敗と成長!?
いつのまにか肝心の「お客様」のことを忘れがちな毎日!?

はたして組織が良ければ「お客様に愛されるマーケティング」を実行できるのか?
はたまた愛されるマーケティングができれば、売上はあがるのか?

正解も結末もまったくわかりませんが、「究極のマーケティング部」を目指してトライ(&エラー)してみます。

よろしくどうぞ!


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