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本質的な価値に気付ける力
今の会社では、女性たちに向けた事業や、女性消費中心の企画・マーケティングのプロジェクトに携わる事が多いので、「女性であること」を意識する機会はとても多いです。一消費者としての女性の感覚が仕事に生きてくることもありますし、多様な女性たちの価値観やライフスタイルなどをいつも研究して、少しでも理解できるように努めています。
女性に関わるお仕事をさせて頂く中でよく感じるのは、女性はとても「共感力」を重要視しているということ。また最近では、ITやテクノロジーの進化によって、生活は便利になっているものの、逆に“リアル”で“アナログ”な「誠実な繋がり」も強く求められているように感じます。
すべての女性たちが、自分自身の可能性を限定してしまうのではなく、社会や世界の中で生き生きとその人らしい素晴らしさを表現できるような未来を創っていくことです。
私がいなくても、女性が豊かに自由に生きることや、社会にプラスの力を与え続けられるような仕組みを残して死にたいと思っています。
「社会にとって本当に必要な価値は何か」を考える力は女性が本来、特性として持つ力だと考えています。女性であるということは、本質的な価値に気付ける力を、強みとして持っているということ。
一消費者としての感性や共感力を、多様な女性たちを理解していくことで、マーケットや経済に還元していけるというのは、とてもワクワクすることだと日々感じています。
世の中に、自身の強みを活かして活躍できる女性のマーケターがますます増えていくと嬉しいなと思っています。
写真=三輪憲亮
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