2013ゆく年・くる年アンケート

タケナカ テイイチ

タケナカ テイイチ [記事一覧]

タケナカオフィス(TOJ)代表、 デジタルメディアコンテンツストラテジスト。コンテンツテクノロジービジネス開発プロデューサー。ジャズピアニスト、作家。学生時代から音楽活動を開始し、卒業後音楽学校講師を務める傍ら、演奏・制作活動を続ける。その後、渡米し、スタンフォード 大学CCRMA(コンピュータ音楽音響研究センター)で客員研究員。帰国後、ヤマハ、BMG、MTVジャパン、アットネットホーム、コロムビアと音楽コンテンツ・メディアIT企業で制作、イベントプロデュース、A&R、事業開発、そして経営ボードとして企業マネジメントを行う。
アナログからデジタルへ、フィジカルからデジタルへ音楽産業・構造が移行する中で、常に革新とレガシービジネスのバリューマッチング、新規事業開発を行う。海外ITエンタメ事業ローンチ、市場リサーチ・コンサル、マーケティングプロデュースを行う一方で、新規ビジネスグロース・プロデュースを手掛ける。 2016年3月からネット音楽ラジオ局OTTAVA取締役CEOに就任。9月からニューテクノロジービジネス開発フェロー。


《年末特別号》
「オンガクの明るい未来;マーケティングは音楽を救う?」

 

編集部から今年、「にっぽんのマーケター」のコラムを執筆いただいた皆さまに、
年末特別号として「2013ゆく年・くる年アンケート」をお願いしました。

 

(1) あなたの2013年を漢字一文字で表すと?

 

 

 承は起承転結の承で起業から3年目を迎え、承る(うけたまわる)。
2014年は政治・経済・気象・文化さらに色々なマクロ変化が予想されますがその中で巡り合えた縁や出逢いを承るという謙虚な気持ちで大切に育てていきたいと思います。

人生の中で何回も起承転結を繰り返し、やっと承の大切さを実感できる年になったのかなとも思います。

 

(2) 2013年印象に残った出来事

 

アベノミクスの評価:

株高、円安効果は海外クライアントとの取引ではフォローになったが、実体は東京をスキップしてシンガポールやジャカルタなどにグローバルの中心は移りつつある。

 

温暖化と異常気象:

温暖化で北極の寒気が世界へなだれ込み日本でも台風の異常発生、寒冷化などかつてない気候変動の時代へ。

 

 

 

(3) 2014年注目しているヒト、モノ、コト

 

地球温暖化を自覚し自然エネルギーへの人間再生ムーブメント:

かつて石油エネルギーはグローバル市場、政治の不安定要素で、そこの利権を目指して投資マネーが集中した。そうした強欲(Greedy)に変わる、新しい価値観が音楽・ファッション・文化・カルチャーの新しいムーブメントとしてソーシャルネットを通じて広がる。エコやエイドの次のキーワードが生まれるはず。

 

(4) 来年のテーマ、目標は?(お仕事編)

 

ソーシャルネットは物理的に12億人に繋がっているが、言語や商慣習、法的問題もあり実際は8割が国内で閉じている。良い意味でのオープン・グローバルネットワークを開く仕事をさらに進めていきたい。エンタテインメントも文化も個対個のネットワークを強化することで新たな価値創造を目指したい。

 

(5) 来年のテーマ、目標は?(プライベート編)

 

目の前の仕事を一つ一つ大切にすること、常に最大幸福の視点を忘れない事。
アジアネットワークをさらに広げ、新しい価値創造プラットフォームを数多く増やしていきたい。

 

(6) 最後に一言

 

日本経済再生の指標は円安、株高、雇用統計、GDPなどマクロでの上昇と個々のミクロ経済はリンクしない。

確かにここ10年以上デフレは進み音楽不況と言われ続け、業界もリストラを繰り返してきた。
1人のアーティストが1000人の社員の給料を稼ぐのではなく、1人の社員が1000人のファンのためにアーティストをつくる本来のシナリオに戻らなくては、先細りは避けられない。このことは若い人たちだけの問題ではなく、全世代が心して掛らなければ変わらない。

 

以上

 

2014年が皆様にとって素敵な一年となりますようお祈り申し上げます。


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