天野祐吉さんのコラムに想う
Vol.5
「創造する商人」
こんにちは、吉原です。
10月に入り、お客様の購買意欲が上がってきたのと同時に私たち販売に係わる人達も同じ様に、
ワクワク!ドキドキ!しながら新作を並べています。
朝日新聞 水曜版に掲載されているコラムの話をします。
“CM天気図” 天野 祐吉 さんのコラムです。
まず、天野 祐吉さんとは、日本のコラムニストであり、雑誌“広告批評”の主宰者、足立区出身の80歳。
これだけ書いても、説得力は無いが、80歳になった現在でも、発想がフラットでどこにも偏らない感覚を持っている。
感覚が鋭敏で、自然過ぎて過激に思えてしまう事もたまに感じてしまう。
この回のコラムも、所ジョージさんの歌詞をかりて、2人でキャッチボールしているみたいな…?
2人の天才が発する言葉の感覚が非常に心地よく、嫌味が無いのも、天野さんの特徴だと感じます。
私も若かりし頃に、“宣伝会議”という雑誌がプロデュースする“コピーライター養成講座”に、2年間通った経験があるが、
思考が偏る傾向が強かったのを思い出す。
きっかけは、としまえん1986年夏の広告でした。
“プール冷えてます!”
コピーライターは“岡田 直也”さん、“大貫 卓也”コンビによる作品です。
このコピーには、しびれました!
そして、宣伝会議の講師として“岡田 直也”の名前があり、申し込みました。
半年間勉強して想う事とは、岡田 直也は天才で、オレは凡人!。
本人から言われました。
その後、BEAMS ⇒ UNITED-ARROWSと経由し、ハタシテ役に立ったのだろうか?
今月のお買い物
”KENZO”!
1970年:高田賢三がパリのギャラリー・ヴィヴィエンヌにブティック「ジャングル・ジャップ」をオープンし
初コレクションを発表。
色鮮やかな花柄×花柄の大胆な組合せ、日本の平面作図から生み出されたゆったりとしたシルエット、
安価なコットンを多用したカジュアルなコレクションはパリ・モード界に大きな衝撃を与える。
1983年:KENZO HOMME コレクションを発表。
1986年:KENZO JUNGLE、KENZO JEANS をスタート。 この当時買ってました。
1999年:2000年春夏コレクションを最後に「しばらく休んだら、また新しいことをやりたい」そう言って高田賢三は
ブランドを退き、
2012年:春夏コレクションより元オープニングセレモニーのウンベルト・リオンとキャロル・リムがクリエイティブディレクターに就任。
購買理由:刺激が欲しかったから。