Camoshita UNITED ARROWS、ピッティ・イマージネ・ウオモ賞を受賞
Vol.3
「創造する商人」
こんにちは、吉原です。
春夏物セールも残すところ僅かとなり、いよいよ秋冬商品も入荷し始めました。
この時期が“SHOP MAKE”の醍醐味となり、SALEと新規商材の併売をスムーズに行え無ければならない、非常に重要な月です。
(売り場作りに愛情を持って行動する事で成功を収める事が出来ます。)
第三回目、今回は、栗野さん後編のつもりでしたが、速報があり、ご紹介いたします。
Camoshita UNITED ARROWS(カモシタ ユナイテッドアローズ)、ピッティ・イマージネ・ウオモ賞を受賞 -アジア初の快挙-
「UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)」の自社企画ブランド「Camoshita UNITED ARROWS(カモシタ ユナイテッドアローズ)」が第84回ピッティ・イマージネ・ウオモ賞を受賞いたしました。
“ピッティ・イマージネ・ウオモ賞とは?”
ピッティ・イマージネ協会が毎年、長年イタリア国内と世界的なファッション業界全体において重要な役割を担ってきた会社や人々に贈る、ブランドの真の実力が正当に評価される賞です。
今回の受賞は、ブランドのディレクターを務める鴨志田 康人のクリエイティブな才能と、コレクションの高いクオリティ、スタイルと素材を止むことなく追求する姿勢、伝統とモダンさを融合する能力を評価いただきました。
授賞式は6月18日(火)10:30AM(イタリア現地時間)より第84回ピッティ・イマージネ・ウオモの開会式にて催されました。
Camoshitaは基より、当社としても栄誉ある賞をいただくにあたり、これまで携わってこられた多くの方々に心から感謝いたします。
ここからが、鴨志田のコメントになります。
ユナイテッドアローズのクリエイティブ・ディレクターとしてはもちろん、バイヤーとして25年余り、欧米の優秀なファッションデザイナーや、一流のファクトリーにかかわる多くの人を通して、メンズファッションの素晴らしさを学んできたことが今の自分の力になっていると思います。
長い歴史を通して培われてきた彼らの美意識やものづくりのノウハウなどはまだまだ学ぶべきことも多いですが、感性の部分では、そろそろ日本人の価値観を共有してもらえる時代になってきたのではないかとう感触を徐々に感じてきていました。Camoshitaは、日本人から見たクラシックを、奇をてらうわけではなく、和を意識しすぎることもなく、日本人の私が自然体でとらえた「ジャパニーズ・クラシック」をスタイリングで構築していきます。
シンプルであるが、快楽的情熱的でいて、クール。遊び心がありつつ、エレガンス。
テーラリングに求められるフォルムの美しさや着心地の良さを表現できる、日本が誇る素晴らしい技術をもった“MADE IN JAPAN”にこだわりながら、素材のオリジナリティとクオリティも含めて、私が考えるトラディショナルスタイルをトータルで表現したい。
とコメントしています。
私も鴨志田さんとは、BEAMS時代からのお付き合いになるので、非常に嬉しいです。
ここまでの経緯は、簡単な道のりではなく、Camoshita UNITED ARROWS を影で支えているスタッフの賜物です。
ブランド紹介“sacai”(サカイ)
1999年、阿部千登勢(Chitose Abe)さんにより「sacai(サカイ)」を設立。
レディース・メンズともに絶大な人気がある。
ブランドコンセプトは「日常の上に成り立つデザイン」。
スタンダードなものを大切にし、エレガントな要素を加え、クラシックなアイテムにひねる=、sacaiの考える「ニュースタンダード」を表現している。
異質な素材の組み合わせ、細かい部分の技術、よく見ると確かに分かる拘りが強く支持されている。
2007年、第25回毎日ファッション大賞の大賞に選出される。
この写真で着ている、シャツなのかブルゾンなのか?
答えは、着るヒトの自由です。
今回はブルゾン風に着てみました。