Vol.7
「フーモアがコンテンツの新しいあり方を模索する!」
元旦当日から現代ビジネスのとある記事(正確にはほぼ漫画)がバズっていました。以下の記事です。衝撃なタイトルですよね。
まだ生きててごめんなさい…「まり子80歳、今日家を出ます」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50615
この記事、2017年1月5日現在でFacebookのいいね数は5000回を超え、はてブ数も100弱いっています。
現代ビジネスの右側には記事のアクセスランキングと思われる「MOST POPULAR」というカテゴリーがありますが、その上位5つのうち4つの記事が漫画の記事でした。
現代ビジネスと言えば、ジャーナリストやエコノミスト、スポーツやグルメなど幅広いコンテンツを提供していますが、ターゲット層はビジネスパーソン向けで、30代~40代が中心のメディアであるという認識です。
そんな大人が漫画を読むのかというツッコミが来そうですが、gooリサーチの「マンガに関するアンケート」に関する調査結果( http://research.nttcoms.com/database/data/001447/ )によると15~44歳の80%近くが漫画を読むと回答 しています。
これらの結果から大人も当たり前に漫画を読む世の中になっているということがデータからも、現代ビジネスの今回の取組からも分かります。
しかしながらどうやら「ただ現代ビジネスに漫画を載せたらPVが集まっただけじゃん」という訳では無さそうです。
例えば、「傘寿まり子(https://www.amazon.co.jp/dp/B01N3KMPZA/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1 )」を例に取ると、講談社さんから2016年11月11日に発売されているようなのですが、amazonのレビューを見てみると、現代ビジネスで漫画の1話目が公開された1/1以降のレビューがかなり多いように見受けられます。
9個のレビュー中8個が2017年1月1日以降に付けられています。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B01N3KMPZA/ref=cm_cr_dp_see_all_summary?ie=UTF8&reviewerType=all_reviews&showViewpoints=1&sortBy=helpful
amazonのレビューの規制は2016年10月に続き、11月にも規制が入っており( http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1611/28/news067.html )、このレビューはきれいなレビューである可能性が高そうです。
その他の漫画は古い漫画が多いですが、まだレビューに関してはこれからなのかもしれませんが 、amazonにレビューが上手く載れば漫画が売れる可能性があり、この取組は今後どうなるか非常に楽しみです。
以下の記事にもある通り、漫画雑誌の販売部数は減る一方で、新作漫画のセレンディピティ(新し漫画の偶然出会い)をしっかりと作っていた雑誌が持つ機能が弱くなった昨今、こういった形で新しい漫画の出会いをwebメディアで開拓していくのはありだなーと個人的に思っています。私も大人になってから、話題になった漫画しか読まなくなり、漫画との新しい出会いがなかなか無いですからね。。
2015年、紙の漫画雑誌はますます減少して20年連続減。電子コミックスは1100億円を超える規模に爆伸し、紙と電子を合わせると雑誌の三倍近くにまで差が付いた。
http://d.hatena.ne.jp/soorce/20160327#p1
さて一応、他のwebメディアを見ると、女性誌のROLA( https://rola.tokyo/ )の記事のランキングもいつの間にか、漫画で占められるようになっています。
月間ランキングを見ると、むしろ漫画しかランキング上位に来ていません(笑)
https://rola.tokyo/?page_id=1432
※勿論普通の記事もあります。
弊社のフーモア( https://whomor.com/ )でも、とあるキュレーションメディアさんで漫画を掲載したところ、滞在時間が大幅に伸びるという良い結果が出たので、今後もwebメディアさんに対して新聞にあった4コマ的位置づけで漫画を連載していきたいなと思っていますので、ぜひご相談を!
(お問い合せはこちら( http://manga.whomor.com/lp/ )から)
すべて漫画にすればいいというわけでも無いと思いますが、やはり漫画が持つパワーは脅威的であることと、日本人は大人になっても漫画が好きだということが証明されているんだと思いました。ただ出会えていないだけ。男女の出会いも無ければ、漫画との出会いもないということですね。好きなのに。。
※おまけ:日経新聞が横山光輝の三国志とコラボしたり、最近何かと漫画を広告に使う機会も増えてきました。フーモアでも有名漫画を使ったプロモーションなども最近手がけていますので、気になる方はお気軽にお問い合せください。
(お問い合せはこちら( http://manga.whomor.com/lp/ )から)