Vol.5
「売上UPは視聴率UPより簡単!?」
この間、あるイベントで広報の人に沢山あった。
そこで、うまくいっている広報さんと、そうでない広報さんと遭遇した。
その差はなにか・・・ずばり、楽しんでいるかどうか?である。
会社を楽しむ。
社長を玩具に出来る。
世の中を喜ばせる。
そんな仕事が広報の仕事だ。
広報マンが楽しまなければ、世の中は面白くならないし、
マスコミに愛情は伝わらないのだ。
ボクは毎日のように記者会見に顔を出す。
記者会見は広報担当にとっては舞台の一つだ。
この間、ある記者会見にちょっとだけ顔を出して残念に思う。
広報さんが楽しんでいない。
広報さんが記者会見で、来たマスコミの人々を喜ばせようという努力がない。
もったいない。
なんだろう。こんなもんか・・・というのが伝わる。非常に残念だ。
もちろん、携わる業者がそんなのは仕方がない。でも広報は勢いが必要だ。
逆に、数週間前のある記者会見は、死ぬほど武者震いをした。
やったこと無いことだらけ。
企画はしたものの、本当にその通りに行くのか?
マジで寝られなかった。
すると、やってみると、なんとかギリギリのところで成功。
その記者会見のために、何回台本を書き直し、企画書を作りなおしたか
それが見事にハマッた。
大ホームランである。
チャレンジして成功した感覚は忘れられない。
別の記者会見は、いつもどおりで、面白くなかった。
案の定、普通にハマッて終わった。
面白くなかった。
感動はどこにもなかった。
結果は、予想通りで、予想外のことは起こらなかった。
バズも起こらない。
普通だ。
面白みにかける。
広報に大切なのは攻める姿勢だ。
攻めていくと、その先に快感がある。
攻めた先に、快感があるのだ。
その感覚を忘れたくない。
広報の仕事は世の中に響く。
ミュージシャンが音楽をヒットさせる様に、
小説家がベストセラーを響かせるように、
広報は、ブームを世の中に放つことが出来る仕事だ。
同じだとボクは思う。
放送作家で文筆家で戦略的PRコンサルタントのボクは、
そんな風に思う。
広報は、作業で終わらせることもできるが、
それでは面白くない。
さあ、時代を響かせよう。
そのために、考え続けるのだ。
考え続けると、ひらめきがうかぶ。
そのひらめきは、時代の扉を開けることになる。
ぜひとも。
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