米国発。ユニコーンフラペチーノが大ヒットのスターバックス。バリスタの悲痛な叫びがメディアを席巻
4月19日水曜日に米スターバックスで販売がスタートしたUnicorn Frappuccino® blended beverage/ユニコーンフラペチーノが話題になっています。
販売開始数週間前にソーシャルメディアで商品の写真が公開されるや否や、ネット上ではコアなスターバックスファンを中心に瞬く間に情報がシェアされ、販売開始を心待ちにするファンの興奮は高まるばかりでした。
Picture: Screenshot from Starbucks USA Official Website
そしていざ販売となるやいなや、全米のスターバックスにはユニコーンフラペチーノを求めるファンが殺到。
「その存在が永遠ではなくすぐに消えてしまう虹のよう」とスターバックス自らが表現する通り、販売期間が4月23日日曜日までのたった5日間の限定発売ということもあって(かつ商品在庫がある限り)、よりファンの焦燥を搔き立てたようです。
そんな商品の大ヒットの一方で、コロラドのスターバックスでバリスタとして働いているという男性、Braden Burson/ブレイデン・バーソンさんのTwitter投稿が全米のメディアで取り上げられ話題になっています。
Picture: Screenshot from Braden Burson Twitter
運転中の動画撮影に賛否はあるものの、ユニコーンフラペチーノを求めるお客さまが殺到したスターバックスでドリンクを作り続けてストレスが爆発してしまったブレイデンさんの動画をご覧ください。
" 'DON'T ORDER IT!' Starbucks barista rants against new Frappuccino "
ブレイデンさんは動画の中で以下のように叫んでいます。
“My hands are completely sticky, I have unicorn crap all in my hair and on my nose. I have never been so stressed out in my entire life.”
「俺の手はべっちゃべちゃになってしまったんだ!俺の髪や鼻はばかげたユニコーンのくずだらけだ。こんなにストレスを感じたのは人生で初めてだ!!!」
この投稿に、スターバックスで働く他のバリスタたちからも共感の声やひどい一日だったという声が相次ぎました。
例えばこちらのバリスタは、自身の手がユニコーンピンクに染まってしまったという叫びと写真をTwitterとインスタグラムにアップ。
Picture: Screenshot from Twitter
Picture: Screenshot from Buzz Feed NEWS
ちなみに限定発売のユニコーンフラペチーノ。クリームにピンク色の甘いパウダーを混ぜ、さらにマンゴーシロップと少し甘酸っぱい青いトッピングを重ね、最後にホイップクリームをのせ、そこにピンク色の甘いパウダーと青色の酸味のあるパウダーを振って出来上がるそうです。どことなくふわふわしたファンシーなイメージもあるユニコーンを彷彿させる商品に出来上がっていますが、これで終わりではありません。なんとドリンクをかき混ぜると色と味がどんどん変化するという摩訶不思議なトリックも楽しめるのです。
最初は紫色に青いをした渦巻き模様がかかったドリンクで甘くてフルーティーな味がするのですが、徐々にピンク色へと変化。それに伴って、味わいにもスパイスや酸味が加わってくるのだそうです。
ユニコーンマジックで多くのカスタマーを魅了したスターバックスですが、魔の水曜日を経験したバリスタたちにも何らかのマジックで労う必要があるかもしれません。
※Unicorn Frappuccino® blended beverage News Release
https://news.starbucks.com/news/starbucks-unicorn-frappuccino
※Starbucks Official Website
https://www.starbucks.com/
※ニュースソース
※Buzz Feed NEWS
https://www.buzzfeed.com/stephaniemcneal/made-from-the-blood-of-baristas?utm_term=.ypyqLdzRp#.af9ylpamk
※DAILY NEWS
http://www.nydailynews.com/news/national/starbucks-barista-meltdown-unicorn-frappuccino-article-1.3079830