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気持よく決断してもらえるコミュニケーション
学生です。
採用PRの担当者として、彼らが何を考え、何をやりたいと考えているのか。彼らが見ている先はどこなのか。それがいつも気になります。
特にWEBエンジニアとしての実践経験があるような学生と接すると、彼らがどんな企業に魅力を感じるのか、どんなPR・コミュニケーションが響くのかを考える上で、すごく参考になることが多いです。
まずは両親。
私がこの場にいるのは、長崎から都内の大学に進学を勧めてくれたからだと思います。今までいた環境から違う環境へと飛び込ませてくれた両親には感謝です。
東京に来たからこそ、ミスコンに出たり、色んな活動が出来たのかなと思います。
そして、大学のゼミの教授と仲間。
採用という仕事に興味を持ったのは人的資源管理(HRM)を研究するゼミに所属したからです。ゼミの選択時は、「よく分からないけど働く人について学ぶのは面白そう~!」という理由で決めました。(笑)
そこから今の採用担当としての仕事に結びついていると考えると、つくづく不思議なものだなと思います。HRMは採用だけでなく、人材育成や組織論など幅が広い分野なので、ゼミのメンバーがそれぞれ調べていたテーマも自分の興味を刺激してくれました。
一番の醍醐味は、やはり色んな学生と接し、会社をPRしていくところです。
本当に心から中小企業を助けたいと思う学生、プログラミングがとにかく大好きな学生、いろんな個性を持った学生がいます。どんな切り口や方法で弊社の情報を提供すれば興味を持ってもらえるのか、試行錯誤の日々です。
難しいところは、その中でもとびきり光る学生に弊社への興味を持ってもらい、入社まで決断してもらうこと。人生に一度の新卒入社なのでやはり学生も慎重になります。そんな状況でも、学生に寄り添い、気持よく決断してもらえるコミュニケーションを取っていくのが、私の役目だと思っています。
写真=三輪憲亮
1989年長崎生まれ。青山学院大学ミスコンテスト2011ファイナリスト。青山学院大学経営学部在学中にゼミで人的資源管理を専攻、そこで採用という仕事に興味を持つ。卒業後はブライダル関連会社を経て、口コミサイト「エキテン」を運営する株式会社デザインワン・ジャパン(東証マザーズ上場)に入社、念願の採用担当に抜擢される。現在、同社コーポレートデザイン室で採用PR等の人事・広報業務に従事。
※ 会社、役職、年齢など、記事内容は全て取材時のものです
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