“胸キュン”の次を創る
- ビジネスディベロプメントプロデューサー(プランナー)
- マーケティングディレクター
- コンテンツプロデューサー
- アライアンス企業
勤務地: 東京都渋谷区恵比寿
募集期間: 2018/3/15 - 2018/06/14“胸キュン”の次を創る
勤務地: 東京都渋谷区恵比寿
募集期間: 2018/3/15 - 2018/06/14ゲームアプリの中で「女性向け恋愛シミュレーション」という新しいカテゴリーを創出し、牽引してきた “胸キュンのパイオニア” 株式会社ボルテージ。
しかし、今や国内市場も成熟化し、競合も台頭。ニッチだった恋愛ゲーム市場がレッドオーシャン化する中、ボルテージは新たな手を打つ。2017年5月、「アニメ・IP事業部」を新設。ゲームだけではなくキャラクターグッズやアニメ、2.5次元ビジネスまでカバーし、ライト層からコア層までターゲットにし、海外市場への本格的な進出も見据える。エンターテインメントの枠を越え、積極的なIP(知的財産)展開に取り組みはじめたのだ。
「今、ボルテージは第二創業期」――同部署を率いる執行役員の杉原麻裕子さんは前を向く。「ボルテージの次を創る」ための戦略、そして第二創業期を共に疾走するための人材像、パートナー(アライアンス企業)像を語っていただいた。
モバイルからリアルへ飛び出す!
IP事業への進出をもたらしたのは、ゲームを超えたファンの熱視線、しかし、その熱い告白は国内からではなく、意外にも北米市場からもたらされた。
2014年に、ロサンゼルスで開催された北米最大のアニメとマンガのコンベンション『ANIME EXPO2014』。ボルテージはオリジナルブースを初出展し、確実な手ごたえを感じる。
「来場者は何と25万人! コスプレイヤーも多く、海外のアニメ・マンガ熱をリアルに体感した出展になりました。2014年の初出展で『イケる!』と確信した翌年(2015年)には小規模でキャラクターグッズの販売も試みたのですが、それもとても注目を浴びました!モバイルからリアルに飛び出していける、そんな感触があったんです」(杉原さん 以下同)
コンベンションでのブレイクを契機に、IP事業に注力。キーホルダー、バッジ、クリアファイルといったベーシックなグッズから、ミラー、ぬいぐるみパスケース、トートバッグなど女性に親和性の高いグッズを続々と展開し始めた。
2016年10月には、ボルテージを代表する恋愛ドラマアプリ“恋乱”こと『天下統一恋の乱 Love Ballad』が、ソニーミュージックの個性派演劇集団「劇団番町ボーイズ☆」によって舞台化された。
「どんなファンに来ていただけるんだろう……とドキドキしましたが、ゲームファンとタレントのファンが融合し、いつにない熱気を帯びた空間になりました! 2018年2~3月には、原宿に“恋乱”のコラボカフェも期間限定でオープン。ボルテージ初のアニメである『恋乱アニメ』を2018年5月にアプリ内で配信予定と、ゲーム以外のプレスリリースもどんどんお届けできるようになっています!」
2017年5月に「アニメ・IP事業部」を新設。展開はグッズや舞台にとどまらない。アプリ×声優のイベントを実施したり、TSUTAYAの店頭でオリジナルグッズの販売やパネルの展示、東京ゲームショウではキャラクターと結婚式体験ができる『挙式VR』を企画したり。リアルへの進撃が止まらない。『挙式VR』は結婚式場などブライダル企業との協業を模索するなど、これまでになかったアライアンスにも期待がかかる。
「私たちが手がけてきたコンテンツは、IP展開によってモバイルからリアルへ飛び出しています。ここに、ボルテージの第二創業期が輝くヒントがあるかもしれません。もちろん、さらジャンプアップするためには、一緒にトライしていただけるアライアンス企業、意欲的に取り組んでくれるビジネスプロデューサーが不可欠なのです」
恋愛ドラマには、まったく想定外の人から思いを告げられる「ゼロ角度からの告白」というシチュエーションがある。「思いもつかないジャンルと組みたい!」。新事業にかけるボルテージは、ゼロ角度から現れるパートナー、人材に期待している。
これまで組んだアライアンス企業(例)
コンテンツ作りの根底には『映画的なストーリー』
ボルテージのファウンダーは、UCLA映画学部大学院で映画製作を学んだ津谷祐司。創業は1999年だが、意外にも当初は「映画制作/ウェブコンテンツ会社」として起業している。
「設立当初からリリースしてきたガラケー、iモード向けに着メロやデコメ、占い、電子書籍など、さまざまなサービスをリリースしてきましたが、根底には『映画的なストーリー』を踏まえたコンテンツ作りがありました。それは、ビジネスの主軸になっている恋愛ドラマアプリでも同じです。普段あまりゲームをしない女性のライトユーザーにも親しんでいただけるのは、映画のようなドラマ性を重視しているからではないでしょうか」
「胸キュン」の恋愛ドラマアプリのブレイク作が、2006年リリースの『恋人はNo.1ホスト』。これが iモードの「恋ゲーム」ジャンルの先駆者となり、2008年にはiモードに『恋愛ゲーム』カテゴリーが新設された。以後、恋愛アプリゲームのリーディングカンパニーとして躍進し、2010年には東京証券取引所マザーズに上場(2011年に東証一部に市場変更)。10年以上に及ぶ開発で培ったノウハウをストロングポイントに、97タイトル(2017年12月現在)に及ぶモバイルコンテンツの企画・制作・開発・運営を行ってきた。
中核になる女性ユーザー向け(日本語)のアプリは、前述の通りの一大激戦区。第二創業期に向かうボルテージは男性ユーザー向けのアプリ、英語圏の女性ユーザーに向けた恋愛アプリも強化している。2012年にはアメリカサンフランシスコに子会社を設立し、本格的なグローバル展開に着手した。
「北米版だと、タトゥー入りのマッチョキャラが人気です。人気キャラの姿は、やっぱり日本とはまったく違いますね(笑)。男性向けには、女性キャラの育成要素を含むサスペンス『六本木サディスティックナイト』が好評で、近年はVR・AR領域へも積極的に進出しています」
ココが変だよ!? ウチの会社
オトナ女子×物語の市場に広がるフロンティア
第二創業期に向けて加速するボルテージ。時計の針をゼロ年代初頭に戻し、多士済々の人材が集結した創業期の熱を聞いてみよう。
「まだどこにもない、形のない恋愛ドラマアプリをゼロから作るべく試行錯誤していた頃です。女性向け雑誌の編集者、音楽プロモーター、テレビ制作会社の放送作家、代理店営業……『まだ見ぬコンテンツ』のブレイクスルーを目指し、さまざまな業界から多様な人材が集まってきていました。
――それから10年以上が経ち、弊社の恋愛ドラマアプリの大ファンが入社し、作り手に回るようにもなっています。コンテンツへの愛をふんだんに注ぎ込んでもらえる、ある意味成熟したジャンルのエコシステムができつつあります。だけど、第二創業期として新展開を模索する中では……あの頃のようにいろんな人材がひしめく、カオスのような熱気を再現したいのも確かなんです」
IP事業を始め、さまざな分野での展開が視野に入る。胸キュンにときめくユーザーの視点も大事だが、あっと驚くアプローチでビジネスを構想する人材、オトナ女子×物語の市場を俯瞰してスキームを構築できる人材も、求めるピースの一つになるだろう。
ボルテージはユーザー層をライトに楽しむ「カジュアル」、コンテンツに没頭・熱狂する「コア」、その中間の「カジュコア」と定義し、個々の消費行動に合わせた商品展開を推し進めている。
具体的には、「カジュアル」については読み物アプリをポータル化し、ストーリーを随時投入して楽しんでもらうサービスを提供。「カジュコア」「コア」にはグッズやアニメなども含めてキャラクターを応援してもらうIP展開を進める。
マーケティングの知識を持ち、きちんと数字に落として考えられる人。“一人事業主”として自ら考えて動ける人。「胸キュンの次を創る」ビジネスプロデューサーが縦横無尽に活躍できる環境が、ボルテージにはある。
「2.5次元というキーワードに代表されるように、アニメ・コンテンツ業界ではメディアミックス的な展開も定跡になってきました。これまでの常識にとらわれないビジネスのフロンティアが、まだまだ広がっているのです。カフェ、舞台などなど、異業種とのコラボでは何がヒットし、事業の柱になるかは分かりません。自由に暴れてほしいですね(笑)」
こんな人に会いたい!
(株)ボルテージ
当社は「アート&ビジネス」を企業理念に掲げ、ストーリー性のある自社オリジナルのコンテンツを、主にiPhone、Androidなどのモバイル端末に向けて配信。自社オリジナルIPを、VRなどの最新技術を使ったコンテンツや、映像・グッズ・イベント・書籍等、幅広く展開し、新たなビジネス領域へチャレンジしています。
募集概要 | |
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募集職種 |
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雇用形態 | 正社員、アライアンス企業 |
仕事内容 | 当社のコンテンツを利用して、新たなビジネスに一緒に挑戦していく人材を募集しています。当社のIPを利用したグッズ・イベントをはじめ、映画・アニメ・舞台化など、幅広い領域で活躍していただけます。また、国内だけではなく海外も視野に、コンテンツビジネスを展開していきます。 |
勤務時間 | 実働8時間 下記3区分から選択可 1. 9時~18時 2. 9時半~18時半 3. 10時~19時 |
勤務地 | 東京都渋谷区恵比寿 |
休日/休暇 | 完全週休2日制(土日)、祝日、有給休暇、慶弔休暇、夏期・冬期休暇、クォーター休暇(年4日)ほか ※年間休日125日(2017年実績) 勤続5年・10年の者にはリフレッシュ休暇制度あり |
福利厚生 | 社会保険完備、交通費支給、定期健康診断、産前産後休暇、育児介護休業・短時間勤務制度、従業員持株会、エンタメ早退制度、各種研修、サークル活動(バスケットボール、フットサル、スノーボード、ボードゲーム、他) |
給与 | 月給40万~105万円(能力・実績・職歴を考慮の上、応相談) ※30時間/月 みなし時間外相当分含む 想定年収/640万円~1700万(年間賞与5ヶ月として計算) |
採用予定人数 | 1~3名 |
求める経験・資格・人物像など | ”アート&ビジネスで世界に貢献する”という企業ビジョンに共感し、コンテンツビジネスに向き合う覚悟のある方。 また、チャレンジを恐れず、失敗から学び自らの世界を広げ、自律成長を続けることができる方。 |
選考プロセス | 応募(WEBエントリー)→書類選考→面接→採用 |