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仕事も、人生の上での自己表現のツールの一つ
男性だから、女性だからと分けるのは好きではありませんが、性別は一つの特徴ではあると思っています。特に雑誌作りでは、女性ならではの感性や細やかな表現が誌面に活きることがあります。新しい企画のために常にアンテナを張っておく必要があるので、流行やニュースに敏感になるミーハー心も重要です。
もちろん、男性目線も必要ですので、編集部員それぞれの特徴を大切にしながら誌面に彩りを加えていけたらと思っています。
すべての“社会人”の働き方がもっと広がっていけばいいなと思います。
最近はパラレルキャリアというものが盛んに叫ばれる時代。名刺を2種類以上持っていたり、副業をしている人も多いです。私自身も、「会社員だって、仕事が1つじゃなくたっていいじゃないか」という思いから、OLタレントという肩書きを作りました。スポーツ選手が企業に所属しているように、企業で働きながらタレント活動をする、“企業×タレント”という新しい働き方の可能性を考えたのです。
仕事も、人生の上での自己表現のツールの一つだと思います。個人的には、“OLタレント”が世の中で一般的になって、そのパイオニアになれたらという密かな野望もあります(笑)。
「一生に一度」
私の人生のキーワードです。幼い頃から、良いことがあった時にも悪いことがあった時にも、親からはずっと「これは一生に一度の出来事かもしれないから、貴重な経験だよ」と言われ続けてきました。
一生に一度。
そう考えたら、すべての出来事に少し前向きな気持ちになれて、感謝できるようになります。
「今日はいくつの“一生に一度”に出会えるかな…?」
そんなふうに考えながら、毎日過ごせたら素敵ですよね!
写真=三輪憲亮
※ 会社、役職、年齢など、記事内容は全て取材時のものです
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