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自分の目線を上げることの大切さ

菅野 彩子 かんの あやこ さん 30歳 ラクスル株式会社

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Q.1 今、いちばん注目しているヒト、モノ、コト

 

アメリカのスタートアップ界隈の情報に触れるコトです。

先日参加した「新経連サミット」で、シリコンバレーで活躍している起業家や投資家の方たちの話を直接伺ったのですが、“世界は自分たちの手で変えられる”と本気で信じているのが伝わってきて、感銘を受けました。スケールが大きい本場アメリカのスタートアップの空気に少しだけ触れられた気がしましたし、自分の目線を上げることの大切さにふと気付かされました。個人的には、ファッション業界を経験していることもあり、ファッション系スタートアップ企業の情報には特に注目しています。

 

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Q.2 私の人生に影響を与えたヒト、モノ、コト

 

両親、夫、妹、祖父母など家族だけでなく、これまでの人生で関わってきた友人や上司、先輩後輩などあらゆる人たちから影響を受けて今の私があると思っています。

女性としての生き方、という点では、祖母の影響が大きいかもしれません。
祖母はずっと看護師として働きながら、会社を経営していた祖父の苦しかった時期も支え、子ども2人を育て、最後は看護師長として定年まで勤め上げた職業婦人です。学生時代、祖母に言われたのが「これからの時代、女性も手に職をつけてずっと働くことが大事。夫や家族にどんなことがあっても大丈夫なように、自立した女性になりなさい」という言葉。
仕事で悩んだ時や、キャリアの選択で悩んだ時には、いつもこの祖母の言葉を思い出します。

祖母は80歳を超えた今でもオシャレを楽しみ、趣味や海外旅行に忙しい毎日を過ごしています。そんな祖母のような年のとり方ができたらステキだなと思っています。

 

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Q.3 今のお仕事のおもしろさ、難しさ

 

PR代理店で働いていた時には、商品がメディアに掲載されても、消費者に反応があったのかどうかといった数字があまり実感できないことにもどかしさを感じていました。

一方、ラクスルでは初めて事業会社の立場でマーケティングに関わることができ、大規模なTVCMなど手掛けた施策に対する反応をダイレクトに実感することができるので、とても新鮮で楽しいです。ネット印刷はそれだけだとなかなか“絵映え”しない事業なので、どうしたらよりメディアに取り上げてもらえるかを考えるのは難しいですが、同時にやりがいも感じられます。ベンチャーなので経営との距離も近く、大きな裁量を持って会社の成長に貢献しながら働けるのも面白いです。


写真=三輪憲亮

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プロフィール
菅野 彩子

菅野 彩子 かんの あやこ

ラクスル株式会社

2007年に慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、ソフトバンクに入社し法務業を担う。
その後、ファッションブランド専門のPR会社、株式会社ステディ スタディにてChloe、Dior fine jewelry、Dior watchesなどのPR、株式会社INFASパブリケーションズにて、PRで培った経験を活かしてファッション週刊紙「WWDジャパン」の記者を経験。
2014年5月にラクスル株式会社へ入社。現在はマーケティング、広報業務に携わる。

 

※ 会社、役職、年齢など、記事内容は全て取材時のものです

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