今、食と最新技術のコラボが面白い。「朝の目覚めにベーコンの焼ける音と香り」&「3Dプリンターで作るオレオクッキー」|スゴい★PR

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今、食と最新技術のコラボが面白い。
「朝の目覚めにベーコンの焼ける音と香り」&「3Dプリンターで作るオレオクッキー」

 

 

読者の皆様、こんにちは。

今回は、アメリカで話題の、新しい食と技術のコラボがもたらす暮らしについてのトピックスをお届けしたいと思います。

まずはこちらの話題から。

1)3DプリンターでTwitterで話題の味のカスタムオレオクッキーが食べられる!

3Dプリンターで「食べ物」を印刷するという技術は、昨年あたりからにわかに注目を集めています。

NASAから資金援助を得て、食べ物を作り出すプリンターの開発に取り組んでいるプロジェクトもありますし、今年に入ってからはついに、アメリカはラスベガスで1月に開催された「2014 International CES」という家電市に、食べ物の出力が可能な3Dプリンターが出品され話題となりました。

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※Picture:Screenshot of Calgary Herald

 

これは、「3D Systems」という会社の「Chefjet」と「Chefjet Pro」というプリンターで、水・砂糖・フレーバーから、好みの形や色の砂糖菓子を作り出せるというものです。(「Chefjet」は白黒のみの印刷)

※3Dプリンターで砂糖菓子が作られる過程が見られる動画はコチラ

3D Systems Chef Jet food safe 3D printer eyes on !

http://youtu.be/Z3xTtCR4eHE

※3D Systemsのプリンターについてのリリースはコチラ
(3D Systems Official Website内)

http://www.3dsystems.com/press-releases/3d-systems-sweetens-its-offering-new-chefjettm-3d-printer-series

ちなみに、「Chefjet」の価格は5000ドル、「Chefjet Pro」については1万ドルという価格想定だそうで、日本円にすると、それぞれ、50万円、100万円を超える「超」高級家電となりそうです。。。

さて、さらに先週、3月7日~11日までテキサス州オースティンで開かれていた「South by Southwest Interactive Festival」でも、食べ物を作り出す3Dプリンター、しかもアメリカ人の大好きな「オレオ」クッキーが食べられる!とあって話題となりました。

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※Picture:Screenshot of www.3ders.org

 

オレオクッキーはTwitterなどで話題の12のフレーバーやクリームの色から、利用者が自分好みに選んで作ることができます。

※3Dプリンターでオレオクッキーを製造、試食する動画はコチラ

Biting into a 3D printed Oreo

さらに、このマシンが登場したオレオのブースには、オレオクッキーを楽しむのに欠かせない牛乳の「ミルクバー」も設置。

ミルクを注ぐのに提供されたプラスチックカップの中で幸運なカップには、底にオレオの「★」がプリントされていて、それに当たると、イベント限定のオレオTシャツがもらえたりという特典も。

また、今回オレオはTwitterを巧みに活用。

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※Picture:Screenshot of www.3ders.org

 

「#eatthetweet」というハッシュタグをつけて、この「3Dオレオ」体験をどんどん拡散してもらおうと、その方法やツイート見本などもブース内にディスプレイを設置してアピールしていたのだそうです。

 

そして、続いての話題はこちら。

2)iPhoneの目覚まし時計に新機能!「朝の目覚めはベーコンの焼ける音と香りで」

これは、食品大手クラフトフーズのブランドで、ベーコンやハム、ソーセージなどを展開している、「OscarMayer/オスカーメイヤー」が、消費者向けの懸賞企画で登場させました。

アメリカ人がとーっても大好きな「ベーコン」。その匂いを、日本でもお馴染みの「Scentee/センティー社」の技術と提携することで、実現。

iPhoneに専用アプリケーションをダウンロードし、目覚まし時計を設定することで、設定した時間には、香ばしいベーコンの匂いとその焼ける音で目を覚ますことができるという、なんとも(ベーコンラバーには)魅力的なガジェットです。

※Scentee Official Website(日本語)
http://www.scentee.com/

この「特製ベーコンガジェット」は同ブランドの専用サイトから、毎日一度、抽選のチャンスに応募することができます。

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※Picture:Screenshot of wake up and smell official website

 

※オスカーメイヤーの「ベーコン目覚まし」専用サイトはコチラ

http://www.wakeupandsmellthebacon.com/index.html

幸運に恵まれた4700人のみがこのガジェットを手にすることができるそうで、店頭販売の予定は無いとのことです。

しかし、「匂い」はしないまでも、この「ベーコン目覚まし」アプリ自体は、誰でも無料でダウンロードすることができます。

「匂い」ガジェットがない限りは、ベーコンの香りとともに目覚めることはできませんが、プリセットされた「Baconism/ベーコニズム」なる、ベーコンにまつわる格言も面白く、またインターフェイスはなかなか可愛いデザインになっています。

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※オスカーメイヤーの「ベーコン目覚まし」無料アプリはコチラ

https://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewSoftware?id=824320132&mt=8

いかがでしたか?

食品業界の積極的な「新しい」取り組み。

オレオ、ベーコンとどちらもアメリカ人には無くてはならない、人気の食べ物であるだけに、メディアも一般消費者もその動向に注目しています。

個人的には、ベーコンの匂いで目覚めるよりは、ご飯の炊ける匂いやお味噌汁の匂いの方がそそられますが(笑)。

 

※ニュースソース

※abc local
http://abclocal.go.com/kfsn/story?section=news/technology&id=9460053

※3ders.org
http://www.3ders.org/articles/20140308-oreo-uses-twitter-to-3d-print-custom-cookies-with-trending-flavors-at-sxsw.html

※The Verge
http://www.theverge.com/ces-2014/2014/1/7/5285628/3d-systems-chefjet-pro-sweet-3d-printer-candy-hands-on

※Telegraph UK
http://www.telegraph.co.uk/technology/ces/10560755/CES-First-3D-printer-to-make-food-revealed.html

※Chicago Tribune
http://articles.chicagotribune.com/2014-03-06/business/chi-bacon-alarm-clock-app-3d-oreo-20140306_1_bacon-lovers-oreos-device

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